月稜会の角屋です。

    前回の瑞牆に続き、またまたマイナーなアイスを、やってきました。

     小川山(廻り目平)の唐沢の滝です。こんな所に付き合ってくれる人は誰も居らず、2月16日(月)ソロで登る
     ことになってしまいました。キャンプ場のゲートは開いていて、大日広場に車を止め、朝5時から9時まで仮眠。
     10時に出発してまず
     砦岩を偵察してきました。「もしかしたら砦岩の左端のほうに氷ができるかもしれない」と思ったのですが、大外れ
     でした。小川山を目指して歩く古いトレースがありましたが、あまり役に立ちませんでした。

     唐沢の滝についてソロのためのロープをセット。ルベルソをクビにかけてロープを手繰らなくてもよいようにしました。
     ロープは8.3m×60m。スクリューは固定用とは別に5本。
    滝の真中よりすこし左から登り、かぶった雪を落としながら登る。下部はやさしいが、しっかりした氷の上に気泡を
     含んだ雪氷が張り付いていて厄介。また、下に残したロープに大量の雪や氷が積もってしまい、ロープが来なく
     なって苦労した。途中氷が岩から浮いていて気持ち悪い。最後5m程の垂直に近いところを越えて1段目が終了。
     左に歩いて、比較的新しい残置シュリンゲのかかった木でピッチを切る。30mW。2ピッチ目を登るために、固定
     したロープをはずしに降りて、タイブロックで上り返し。
 
    2ピッチ目は出だしはやさしいが、矢張り最後に完璧な垂直部分があり、堅いツララになっている。垂直部分で
     ロープが重く、力尽きてテンションをかけてしまいました。落ち口で雪を踏み抜いて気が付いたが、氷全体が大きく
     岩から浮いていて恐ろしかった。右の木で終了。30m X.

     夏には行ったことがあったのですが、白山書房「アイスクライミング」の後のおまけのような所に紹介されていた
     文章が簡単すぎて、様子がわからないため、余計に関心がわいて今回の山行になりました。
     近日中に私のHPに写真などを公開します。





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