有持です。
先週末はアイスコンペに行ってきましたので簡単に報告します。
日程的には、
14日(土) 講習会、スピード競技
15日(日) コンペ(午後から予選、夜に決勝)
10時頃に旭川空港に到着。レンタカーを借りて急いで層雲峡を目指して出発。午前中は技術講習会が
あったようですが、13時頃に層雲峡に着いたので15時まで2時間ほどの練習時間しか残っていませんでした。
氷瀑祭り会場には、垂壁からオーバーハング、ルーフまで見事なコンペ会場が設営されていて、早く登りたくて
ウズウズしてギアを付けていました。
大勢のコンペに参加するクライマーに混じってさっそくトライ。ほどほどにしておかないと翌日に影響するのは
分かっていましたが、面白そうなルーフに引き寄せられてしまい、結局、2時間の間に垂壁を2本、ルーフを1本、
ハングを4本、スピード競技練習を5本もやってしまって疲れ気味。
夜はスピード競技に参加しました。どんな競技かと言うと、W級程度の壁に2本ルートを設定してあって、終了点に
フライパンがぶら下がっています。
選手二人が同時にスタートして先にバイルでフライパンを叩いた方が勝ちとなります。トーナメント方式でした。
去年はタイムトライアルだったそうです。
スピード競技は準決勝まで残ってほんの数センチの差で敗退。3位決定戦ではACMLメンバーでもある旭川
山岳会の堤さんと対戦しましたがもうバテ気味で堤さんには勝てず結果は4位で終わりました。
最後は、花火大会でしめくくり。
翌日のコンペは午後から実施され、競技時間は1本6分。1本登って6分休憩と言うスタイルで、予選ではルートを
3本登りました。
1本目は垂壁を登りルーフを3m程登って垂れ下がった出口を越えて薄かぶりの壁を登って終了。
2本目は、垂壁から1m程、大股開きで氷柱に移り、人工ホールドを使ってハングを越え、垂壁の人工壁を登ります。
3本目は、アイスから取り付き、垂壁の人工壁から薄かぶりの氷壁を登って終了。
1本目が一番難しくパワーも必要で、段々と簡単になってきます。
私の順番は32番目で開始までに3時間ぐらい待つ事になりました。
私は4時ぐらいから競技開始。1本目は、初日の練習のやりすぎで、疲れが残っていて、得意のルーフなのに途中で
パワー切れ。2本目はムーブは少し違いますが、練習で余裕で登れた壁も完登できず・・・・。(T_T)
3本目はそつなく完登しましたが、恥ずかしながら、結局13位で終わってしまい、不完全燃焼でした。
でもいい経験と教訓になりました。来年はもっとパワーを付けてコンペのみに集中して望みたいと思います。
決勝の1本目は、氷の壁から人工壁に付けた木の板までかなり遠いランジ。2本目は、ルーフの奥にある氷柱から
取り付きルーフを越えて人工壁を登る設定でした。
1本目の完登者は優勝者の小田さんただ一人。2本目の完登者はいませんでした。
1位の小田さんは去年に引き続き優勝で2連覇となりました。
来年は、八ヶ岳の赤岳鉱泉でコンペを開催する話もでていましたので、もし開催された時にはみなさんも参加されたら
いかがでしょうか?コンペで使う持久力がつけば実際のアイスルートでもかなり楽に登攀する事ができます。
最終日は、パラグフォール(Y級/25m)に行ってきました。ここは太陽が当たるので若干、氷が柔らかかった
ですね。フュージョンのノーリーシュでリードしましたが、コンペ疲れもあって腕がパンプ、上部で少しテンション。
スクリューは5本使用。ノーテンションで全部セットしました。
その後、道路のシェルターにかかっているネルトンフォール(Y/15m)に行きました。ここは幅が50センチほどの
氷柱で、思いっきり叩いたら折れそうな感じなのでトップロープのみです。
その後、雄滝まで行きましたが時間切れで、取り付きで遊んで帰る事にしました。
と言う事で、今年は不甲斐ない結果で終わってしまいましたが、来年もまた層雲峡に行きたいと思います。
今回のコンペには地元の旭川山岳会の方々が大勢で参加されていてみなさんが、かなりハイレベルだったと言うのが
強く印象に残っています。写真は後日にHPに掲載しますのでしばらくお待ち下さい。
コンペに参加された方々、本当にお疲れさまでした。
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