Q.
        アイスクライミングでの下降の際、灌木やボルト等が無い場合、Vスレッドにスリングを通して支点にするのが
        一般的なようで、名称も「アバラコフ」でほとんどのクライマーは通じると思います。
        しかしもう一つ、スクリューにスリングを巻き付けて、下降後にメインロープを引いてスクリューを回収する方法を
        ご存知 or 実践されているアイスクライマーって、どのくらい居るんでしょう?

        数年前にスイス人クライマーから教わって、残置スリングも要らないし、アバラコフよりセットが早いので、
        (そのままだとちょっとリスキーだったんで)ちょいとアレンジしてますが、オイラは氷ではこればっかです。
        機会がある毎に訊いてるんですが、北海道ではオイラ以外にこれを使うクライマーに会ったことがありませんし、
        先日、海外経験豊富なクライマーから、「ヨーロッパではそこそこ居るようだ」との情報があっただけで、
        この方法がなんという名称なのかすら分かりません。
       仕方なく、仲間内では「クルクルぽん」なんて呼んでますが、先日は岳連の氷研でも教えたし、いつまでも
         「クルクルぽん」じゃあまずいかな?ってことで、ご存知の方いらっしゃいましたらご教示よろしくお願いします。
                                                                                                                                                   <虎仮面>

      A.
     
@大阪のゆた@六連星同人と申します
        先日御在所の某ガイドの方がレクチャーしているのを横で見させていただきました
        正式な名前はお聞きできませんでしたが今週八つでお会いするはずですのでお聞きしときます。
         ちなみに我々はその抜ける感じから「タケコプター」と呼んでおります

       A東京の本田といいます
          【雪上、氷壁での支点を回収する懸垂下降】
         http://www.big.or.jp/~arimochi/climbing.tec.SNOW.jyoukyuu.down.html
        ↑ひょっとしてこれのことでしょうか?こんな方法もあるんだ〜と目から鱗が落ちました。

       Bフランス国家山岳ガイドの江本です。
        ヨーロッパでは頻繁にこの技術を使っていますが、垂直なアイスルートではやはりアバラコフを
       使って下降するのが一般的です。(氷から支点を取るしか方法が無い場合ですが)
       理由:
        アバラコフはスクリューを2本(2回)入れる分時間が掛かる(?)かもしれませんが現実的に
        強度はスクリュー1本よりははるかに強度も有り、確実に降りられます。
        確実に降りられる+スクリューが抜けない心配無し。抜け無かったらどうします??
        (きちんとセットすれば基本的には抜けますが凍りの質に寄っては抜け無い事も実際に有ります。)
        抜け無い場合はスクリューを1本捨ててもロープは回収できなく成ります。早く降りたいのに登り返さないと
        いけなく成ります。そのためヨーロッパでは簡単な斜面(上り返してもしれてる場合)ではスクリューを
       使いますがそうでない場合はアバラコフが主流です。
        それから『くるくるポン』と言う呼び方ですが、フランスでは『回収可能アイススクリュー』と呼んでいます。
        この呼び方でフランスのプロ+アマは全員が呼んでいるはずです。

      C> 抜け無かったらどうします??(きちんとセットすれば基本的には抜けますが凍りの質に寄っては
          > 抜け無い事も実際に有ります。)

      オイラは、ハングを含むルートでもやってますが、これまで抜けなかったことはありません。
        (特に低温の場合)セットしたスクリューが凍りつく可能性は充分あるので、全ての準備ができて下降する
       直前に軽く動かして、凍結を防いでいます。
       デバイスとD型カラビナの組み合わせによっては、下降中にスクリューが回ってしまう事があるので、
       注意してないとそっちの方が恐いですね。




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